最近はファッション雑誌に目を通すことが少なくなったので、詳しい情報はわからないが、今でもビジネスシューズで人気のブランドと言えばリーガルではないだろうか。
ぼくも大好きなブランドである。最近はビジネスシューズはリーガル以外は購入しない。
タイトルの通りで、昔は大嫌いだったが、最近は完全無欠のリーガラーだ。って多分そんな言葉はないと思うけど。
好きな小説の主人公が履いていても、嫌いだったリーガル系
そう、リーガルは大嫌いだったのだ。もう、随分昔のことになるが、リーガルのローファーが流行ったことがあった。ぼくが大好きだったロバート・B・パーカーの探偵小説の主人公、スペンサーも確かローファーの愛用者だった。大好きなキャラクターが履いているブランドなのに、ぼくは受け付けられなかった。とにかく、世の中がリーガルのローファー1色だった記憶がある。
なぜ、ローファーが嫌いになったのか、よく覚えていない。でも、いまでもローファーのデザインは好きにはなれない。日本の某男性俳優が素足にローファー、なんてスタイルが持て囃されていた。あれがどうも苦手だった。
ただの決めつけ、思い込みが遠ざけていた
自分が履く靴ではないと決めつけ、一切、視界から外すことに徹した。リーガル=ローファー、そして大嫌い、という方程式が自分の中で長年、成立していたわけだ。
だから、リーガルショップをたまに覗いて、ビジネスシューズを物色するなんてことはまずなく、いつもショップを完全スルー。いまから思えば、そんなもったいない時間が長期に及んでいたわけだ。
スニーカーの生活だったから、革靴を足が受け付けない
普段からスーツを着る機会は少ないこともあったからだろう。革靴にはあまりこだわることがなかった。何足かは持っていた。それなりに高価なものばかりだったと思う。それらをたまに履くと、必ず靴擦れを起こした。だから、革靴がますます嫌いになる。興味が薄れる。
年齢を経てくると、スーツを着る機会が増えた。革靴を履かざるを得ない。参った。履くたびに足が痛い。スーツスタイルが苦痛。だけれど、社会人としてカジュアルな格好ばかりでは信用の問題に。はてさて。。。
【リーガル】マジックにかかるのは、本当に一瞬だった。
そう思っていた時、リーガルショップでバーゲンセールをしているのが目に入った。背に腹は代えられない。とにかく、ビジネス仕様のものを1足購入してみることにした。ここから、完全にリーガルマジックにかかってしまった。
とにかく、歩きやすいのだ。足にフィットする。新品を履いても靴擦れがまずない。革靴は歩きにくいものだが、どんなに歩いても疲れない。正直、これには驚いた。それなりに高価な革靴を履いていたこともあるが、ここまで歩く邪魔をしない革靴はなかった。新品の頃はほぼ靴擦れがあった。でも、リーガルはサイズを間違わなければ足が痛くなることがない。サイズで差異はあるが、それでも暫く履いていると足になじんでくる。
リーガルを履かなかった人生の期間を返してくれ、と本気で思った
あぁ、自分はリーガルの革靴を選ばなかったことで随分、人生を損した、と正直思った。それぐらい、リーガルの靴に自分史の中でカワグツ革命を起こされた。
何事も食わず嫌いはよくない。ときには固定観念をぶっ壊すことも大事だ。
リーガルは、ぼくのビジネスシューズ史の夜明けだったのだ。
リーガルの靴を買うならまず、公式ショップへ。こんなに歩きやすい革靴を履かない手はないですよ。コスパだっていい。下記に公式サイトのリンクを貼っておきます。気が向いたらぜひ!
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