動画編集ソフトは何がいい?2020年版

動画編集ソフト

動画制作が大盛況だ。世の中がテレビから離れ、ネットで動画を見ることが主流になった。もう完全にテレビの時代は終わった。

それと同時に動画制作をする人が増えた。スマホがあれば動画編集が可能な時代だ。その気にさえなれば誰にでも出来る。

動画制作するのにおすすめのソフトはない?
と最近、よく聞かれる。

ぼくは動画制作に携わって20年くらいだ。Macがベージュ色の頃から動画ソフトは触っている。と言って10年以上は趣味の期間。初心者の頃から使っていたのはPremiereだ。仕事を終えて、真夜中家に籠もってゴソゴソと、とくに公開するわけでもない動画を作っていた。まだ、YouTubeが世間に認知されていない頃だ。

何が言いたいかというと、ぼくでも動画は昔から作れていた、と言うこと。つまりぼくは映像の勉強はまったくしていないド素人。それでも少し独学すれば動画は作れる。いまなら、さらにソフトが進化しているから、その幅はもっと広がっている。YouTubeで動画が乱立するのはその影響だろう。

YouTubeと言えば、動画でソフトの使い方を丁寧に解説している人もたくさんいる。みなさん、超有料級の内容を流しているので、ぜひ参考にしてみるといい。

そして、これを読んでいるあなたが、まだ動画編集未経験で興味があるのであれば、ぜひ、いまから始めてほしいと思う。年齢は関係ない。動画編集が好きになれるかどうか、それだけだ。

では、そのオススメのソフトを紹介します。

目次

あなたにぴったりの動画編集ソフトは?

ちなみに、ぼくがいま、使っているのはPremium Proだ。またに他のソフトも使うことはあるけれど、馴れているので【Premium Pro】が心地よい。心地よいという表現からもわかるようにただの個人の感想だ。これは本当に馴れ。

iMovie

自分に相応しい動画編集ソフトを探しているあなたは、動画編集経験は皆無という前提で紹介します。

初心者なら、まずはPCに付属されているソフトで動画を作ることをオススメする。

MacとiPhoneには【iMovie】という動画ソフトが付属されている。優秀なソフトだ。これを一度、使ってみて、動画編集の概ねの行程を理解する。使っているうちに【iMovie】では物足りなくなる。

ぼくも仕事で動画制作をしようと決めた時、最初に使ったのは【iMovie】だった。これでいつくか簡単な動画を作ってみた。趣味の時期からブランクがあったので、リハビリ感覚だったけど、初心者にも分かりやすいように作られている。結構、すぐに勘が戻った。

Windowsの場合。Windowsを使わないので詳しくないが、昔は動画ソフトが付属されていたが、いまはないらしい。なので、Winの場合は【Filmora9】がおすすめ。MacもOK。

Filmora9 ←Windows / Mac

【Filmora9】は無料でも使えるし、価格も比較的安い。初心者でもそれなりのクォリティの動画が制作できる優れたソフトだ。はじめからセンスのいい音楽も入っていて、ただ選ぶだけ。動画と動画をつなぐトランジョン効果や、画質の質感を変えられるエフェクト、そして、タイトル類もあらかじめ用意されていて、すべてがえ・ら・ぶ・だ・けでセンスある1本の動画が制作できる。

きっと、ある程度、動画編集に馴れてる中級者でも、これは楽だから、こっちがいいと言う人もたくさんいると思う。

Mac版もあるので、MacとWinの両方を使っているなら【Filmora9】が絶対におすすめ。
下記は料金表だ。基本、サブスクで1年毎に更新するシステムになっている。まずは無料で使い込むのがいいだろう。学割もある。

Windows版も同価格

Filmora公式サイト
https://filmora.wondershare.jp/

さて、趣味レベル、YouTubeの動画を毎日更新するレベルなら【iMovie】でも【Filmora9】でも全然問題ないのだが、さらなる高見を目指したくなるのが人情。

例えば、画質にこだわりだすと、撮影するカメラも高級なものになってくる。すると、細部へのこだわりが出て、表現の幅を広げたくなる。【iMovie】や【Filmora9】では満足できないときが来る。

この場合、Macユーザーなら、【Final cut Pro X】を選択すればいい。Apple製の動画ソフトだ。Macを購入する時に購入するばプリインストールされている。【Filmora9】が使い馴れていたら、【Final cut Pro X】はすんなり入れるように思う。なぜなら、操作画面が似ているからだ。Macを購入する際に、一緒に購入も出来、買い切りなので、この選択肢は外せない。

Final cut Pro X 36,800円

では、Winユーザーはというと、これはぼくの専売特許となる【Premiere Pro】だ。

もちろんMacでも使える。ぼくはMacで使っている。

もし、最初から動画編集のプロを目指しているなら、初心者の頃から【Premiere Pro】を使いはじめるのがいい。ぼくはそのタイプだ。ほぼPremiereのみ。

Adobe Premiere Pro

PremiereはAdobeの製品。Adobeと言えば、イラストレーターやフォトショップなどを世に送り出している、クリエイター必須のブランドだ。なので、Premiumはプロのクリエイターに応えるこだわりの目線で開発されている。だから、ある意味、面倒くさい部分もあるのは事実だが、それだけに自分が目指すものをキッチリ生み出せる。イラストレーターやフォトショップとの親和性は高いし、もう一つは、アニメーションを制作できる【After Effect】やオーディオ調整が出来る【Audition】などのソフトとの連携も優れていて、とにかく表現のレベルが格段に違ってくる。将来、映像作家として活躍したいなら【Premiere Pro】を最初に選択しておくべきだ。

途中から【Premiere Pro】に移行しても、きっと違和感を感じ、途中でイヤになる人も少なからずいる。【Premiere Pro】の操作を初心者のうちからカラダに叩き込んでおけば、そんなことは一切ない。ショートカットもススイのスイだろう。

Adobeの製品はサブスクで月々の支払い。かなり高価ではある。
【Premiere Pro】は

■単体プラン 月々/2,480 円(税別)

年間で約30,000円

■コンプリート・プラン 月々/5,680 円(税別)

年間で約75,000円

となる。安い買い物ではない。これをずっと払い続けるわけだ。
動画クリエイターからも、高すぎるという声を聞く。

もし、初心者の方でまだPCすら手元にない、となるとさらにお金がかかる。

動画の編集はPCスペックが大変重要なので、CPUやグラフィックボードには多少のこだわりが必要。20〜30万の予算は念頭においておいたほうがいい。これを分割に支払うにしても、毎月1万円近くの支払いになるだろう。それとサブスクの料金だ。

【Premiere Pro】を使うなら、それだけの覚悟が必要だ。
是が非でも、動画でお金を稼ぐ、というモチベーションになると思う。
そうなれば、習得スピードも格段に増す。技術も上がる。

要は考え方次第だが、動画のプロを目指すなら、それぐらいの覚悟でPremiere Proを選ぶべし。
そこまでいけば、アニメーション作成ソフト【AfterEffect】も覚えるといいだろう。

それでも、お金がない。でも、こだわりの動画が作りたい。
そんな方には【DaVinci Resolve】をオススメする。

DaVinci Resolve

さて、【DaVinci Resolve】だが、これは驚くことに無料で使える。有償で販売もされているが、無料で使ってもほぼ差し支えない。Mac、Windows、LinuxのOSに対応している。

しかも、プロの要求に応えてくれるだけの高い機能を搭載しているから、呆れちゃう。

【DaVinci Resolve】の特長はカラグレだ。動画の色調を絶妙に調整できる。この機能は恐らくDaVinci Resolveを超えるソフトはないだろう。それだけ優れているのだ。これで無料。

このソフトを製作しているのはBlackMagicというアメリカの会社でカメラ・メーカーでもある。
一度、下記のサイトをのぞいて、ソフトをダウンロードすることをオススメする。

https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/

まとめ

さて、これでご納得いただけただろうか。

まとめれば、ぼくはやはり、プロを目指すなら【Premiere Pro】がいいと思う。
そこまでこだわらないのであれば【Filmora9】で、
Macユーザーは【Final cut Pro X】でもいい。

【DaVinci Resolve】は無料なので、すべての人に一度、好奇心で使ってみることをオススメします。これは本当に驚きのソフトです。無料で配布するなんて器が大きすぎる。

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この記事を書いた人

オフィス スルースカイ 代表|広告制作、WEB制作、コピーライター|フリーランス歴20年|ブログではITにまつわる情報を発信|時々、趣味の仏教をわかりやすく解説します|プログラミングや動画編集のスキルもあり|SEO上段者へ邁進中|

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