動画撮影カメラとしての選択肢
動画の撮影や編集も仕事にしている。
趣味ではないので、それなりのクオリティは求めている。
そこには編集や撮影の技量だけではく、画質や音質も含まれてくる。
とは言っても、長年、映画やテレビなどに関わっている職人の足下にも及ばない。それはしっかり自覚している。
最近ではYouTubeの動画のクオリティも驚くものが多い。
動画職人が日々、増えている印象だ。
若かりし頃は映画を撮りたいと憧れた。
当時、フィルムで撮影するのは、とんでもないコストとスタッフが必要だった。
素人ではなかなか踏み込めない領域。
それだけの情熱がないと、後戻りは出来ないのが映像の世界だったわけだ。
そして、時代はデジタルが主流に。
いまから30年前には想像できなかっただろう。
誰もが普段使っている電話[スマートフォン]で映画も撮影出来てしまうのだ。
ぼくはいまiPhone11を使っているが、このカメラも相当優秀だ。
今回はiPhone11ではなく【GoPro Hero 7 Black】だ。
これも話題としては、ちと古い。
購入して1年。発売直後に手に入れ、そこそこ使い込んできた。
初めてのGoProで最初は使い方がよくわからなく、
トンチンカンなことをしていた。
デフォルトの設定がそうだったのか、ずっと魚眼モードで撮影していた。
しばらく、気付かなかったというお粗末さ。。。
Go Pro 8が発売されても、Go Pro 7は選ばれている
このブログを書いている時点では、GoPro 8が発売されている。
でも、どうやら、GoPro7の時ほど、レビューは賑わっていない。
それだけ、GoPro7の完成度が高かったのだろう。
前文に書いたように、基本的に仕事で使うことが多いので、その条件を満たすカメラとして【GoPro Hero 7 Black】は充分に使える。
何が良いかと言えば、画質はもちろんだが、スタビリティが優れていることと、個人的には音質が気に入っている。基本、マイクがなくても、かなりの音質をカバーできる。
少なくとも、会話などが聞こえにくいということはない。
音に関してはいつも、編集時にAuditionというソフトで音量を調整するのだけれど、
でも、これがなくてもとくに問題はないと思う。趣味の範囲なら充分だろう。
それにiPhoneと連携して使える点もいい。遠隔で録画ボタンを押せるのはもちろん、
設定の微調整も可能だ。
一度、大雨の登山撮影で使用したが、この時、その頃使っていたiPhone8が水浸しで壊れた。
修理が出来ない状態だった。。。また、新しいiPhone8を購入し、直後、キャリアとの契約形態の都合でiPhone11機種変換。痛い出費だった。。。
しかし、GoProは何事もなかったかのように平然と撮影をこなし、いまも毎回レギュラー登板で頑張っている。アクションカメラの代表格だけあって、さすがに悪天候には強い。
GoPro Hero 7 Blackの欠点
当然、GoProにも欠点はある。やはり、設定の複雑さはあると思う。
カメラの基本がわからなと、最初は結構とまどう。
ぼくはカメラにど素人だったから、馴れるまでに時間が必要だった。
オススメの基本設定を記載しておく。【動画のみの設定】
撮影仕様 | 画質 | FPS | 画角 |
旅行撮影 | 4k or 1080fps | 60fps | 広角 |
サイクリング | 2.7k or 1080fps | 60fps | 広角 or スーパービュー |
ハイキング | 4k or 1080 fps | 30fps | 広角 |
モーターバイク | 2.7k or 1080fps | 120fps | 広角 |
スキー | 2.7k or 1080fps | 60 or 120fps | 広角 |
サーフィン | 2.7k or 1080fps | 60 or 120fps | 広角 |
日没 | 4k or 1080fps | 30fps | 魚眼オフ |
VLOG 日常生活 | 2.7k or 1080fps | 30fps | 魚眼オフ |
自動車 | 2.7k or 1080fps | 60fps | 広角 |
熱暴走して録画が止まる
それと、あとは熱暴走しやすいこと。
冬は問題ない。どちらかというと冬仕様に設計されているのかもしれない。
寒冷地帯の撮影でも、本体が熱を発するので、止まることなく撮影できる。
だけれど、夏の暑い日。同じく熱を発すると、暴走して撮影が止まることがよくある。
まず、夏は20分以上ノンストップで撮影し続けることは難しい。
停止しながら、こまめにカットを撮っていく必要がある。
この点に関してはGoProは使えない部類。夏の水遊びなら、まだいいかもしれない。
クーラーの効いた室内でも熱暴走は必ず起こす。暑い日は注意が必要だ。
バッテリーの消費が早い
もう一点、GoProの欠点がある。それはバッテリーの消費速度。
とくに4K60fpsで撮影しようものなら、バッテリーの消費量は半端ない。
気温が高い日も。なので、バッテリーの予備は必ず必要。
1個では間違いなく足りない。2個以上用意して、充電用バッテリーもあるといい。
そんな欠点を踏まえたとしても、GoPro Hero 7 Blackは楽しいアクション・カメラだ。
もし、まだ使ったことがなく、動画を撮りたいと考えているなら、持っていても損はない。
三脚はManfrottoがオススメ
ぼくが使っているオススメの三脚はManfrottoだ。大きいものいいが、ミニサイズが使いやすい。
いつでもどこでも取り出して使える。手にも持てるし、置いても使える。Go Proとの相性は抜群だと思う。これひとつあれば、大概の撮影には間に合う。ぜひ、持っておきたいアイテムだ。
GoProを持ち運ぶ収納ケースはこれ
収納ケースは持ち運ぶ時に絶対に必要。使わない時も収納しておくために持っておくべき。ぼくはSmatreeの収納ケースを使っている。GoPro本体はもちろん、バッテリー4個、ケーブル3本、充電器1個、そしてSDカード2枚が余裕で入る。中にスポンジが入っていてレイアウトは自在。さらに、かなりの衝撃にも耐える。
マイクロSDカードは64GBで充分
GoProにはSDカードが付属されていない。これは注意が必要で、マイクロSDカードを所持していない場合、必ず購入しておく必要がある。その場合メーカーはどこでもいいが、64GBのものを選ぶといいでしょう。ぼくは128GBを持っているが、GoProとあまり相性が良くない。時々、エラーを起こします。調べてみると、GoProは64GBのSDカードがベストのようです。128GB一枚を購入するより、64GBを2枚購入するほうがGoProの機能をスムーズに引き出しやすいです。