サウナーとしてひと言、いやふた言。

サ道,サウナー
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サウナーとは

ぼくはサウナーである。サウナーとはサウナ愛好家の総称らしい。いや、サウナーという言葉があることを最近まで知らなかった。でも、ぼくがサウナーであることには違いない。

サウナーの聖地巡礼やら、サウナーの作法やら、そんなものを気にしたことは一度もないが、週に3〜4度はサウナに入る。どんなに忙しくても必ず週1は入るようにしている。
この生活を、もう10年以上続けている。これだけサウナに身を捧げていれば、サウナーと名乗っても文句は言われないだろう。

【サ道】というドラマを観た

で、最近【サ道】というドラマを観た。テレビ東京制作のドラマだが、観たのはアマゾン・プライム。しかし、テレビ東京は良質のドラマを作る。その昔、TBSはドラマのTBSと呼ばれていたが、とても重厚で良質なドラマを制作していた。いまのテレ東は市井の日常にクローズアップした切り口鮮やかなドラマを撮らせたら日本一だ。

そのドラマは漫画が原作のようなのだが、ともかくドラマ12話を一挙にほぼ通しで観た。
仕事をしながら画面を流していたのだけれど、なかなかに面白い。さすがだ。
主演は原田泰造。共演に三宅弘城と磯村勇斗。

サウナーとは言う言葉は、ドラマの原作である漫画家が作り出した言葉だろう。
ちょっとしたサウナ愛好家にはすでに浸透しているのかもしれない。

【サ道】と茶道をかけたのか、タイトルにも趣がある。サウナを極めるべき道として捉えているところが面白い。道というからには、心技体をサウナに添えているわけだ。そこまで言えば大袈裟ではあるが、サウナーとしての心得、礼儀、作法、そして聖地を描く。と言っても、当然、そんなお堅い話ではない。

サウナには極意がある

この物語で一番のキモは[整う]というキーワードだ。
いわゆる、サウナによるトランス状態のことを言う。【サ道】ではこの状態を体感できることこそ、サウナの醍醐味であると描かれる。物語が進むにつれて、それもまた捉え方が変わってくるのだが、まあ大雑把に言えばそうなる。

ぼくは、この整うという状態を体験した経験はない。
このドラマを観て試してみたが、そんな状態にはならなかった。いつものように気持ちは良くなったが、整うという感覚はない。

ぼくの場合は銭湯に行くと、まずサウナだ。身体をお湯で流して、すぐにサウナに向かう。
サウナの温度は90度。そこで12分粘る。これは長い方かも知れない。その後、水風呂に3分ほど入る。そして、冬でも夏でも季節に関係なく露天に行き、外気に触れながら椅子かデッキで休憩する。5分ほどか。これが1セットで、時間があればこれを3セット繰り返す。

12+3+5=20分で1セットだから、3セット行うと1時間かかる。あと、身体を洗ったり、お湯に浸かったりしているとさらに時間を要する。いつもトータル2時間。その後、着替えて、休息場でうだうだしていると3時間以上経過していることはザラだ。これは時間の浪費かも。

【サ道】で描かれる作法ではもっと短い。サウナに長時間入りすぎるのもよくないようだ。

もしかしたら、整う状態になれるかも、と思い自分で試してみたその内容を記載しておきます。

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整えるために

1セット目

【サウナ 6分】
温度は80℃〜90℃が理想。熱いのが好であれば、高い位置に場所をとりましょう。
サウナの中では汗を拭き取るが良いようです。

【水風呂 1分30秒】
水風呂に入る前に、まず足下に水をかけ、次は腰、そして上半身と、身体を馴らしてから水風呂に入りましょう。

【休憩 5分】
まず、休息する前に身体の水滴を拭き取りましょう。
水分は余分に体温を奪うので注意です。
休憩場所は脱衣所でも、露天でも、風呂場でも、どこでも。
椅子に座ってリラックス。

この時、水分の補給を忘れずに。

2セット目

【サウナ 6分】
2巡目です。少し身体も馴れてきます。汗は適度に拭き取るようにしてください。

【水風呂 1分30秒】
さて、2順目の水風呂は少しずつ気持ちよくなってくるはず。
入りすぎは禁物です。

【休憩 5分】
身体の水滴を拭き取って、ゆっくり休憩です。
椅子に座ってボンヤリします。

3セットに入る前に水分の補給をしておきましょう。

3セット目

【サウナ 8分】
3セット目のサウナは少し長めに。身体が馴れてくるので、ビギナーの方でも耐えられるはずです。汗の拭き取りを忘れずに。

【水風呂 1分30分】
もしかしたら、3セット目の水風呂は少し気持ちよさを感じるかもしれません。
寒くならない程度で出るようにしましょう。

【休憩 5分】
3セット目の休憩です。身体の水滴を拭き取って休憩しましょう。
ドラマではここで整ってくるのですが、それは人それぞれ。

そもそも、これを書いている10年選手のぼく本人がまだ整った経験がない。
ランナーズハイに似たような、すっきりした気分になったことは数え切れないほどありますが、
整った!!!と得も言えない感覚に陥ったことはない。

どうやら、何ヶ月もかけて、そのような状態になった人は少なからずいるそうです。
なので、諦めずにチャレンジしてみるいいかもしれません。と自分に言い聞かせつつ。

サウナは健康にいいことは証明済み

サウナは医学的にも健康に効果のあることが証明されています。
ですが、何ごともやり過ぎはよくありません。

サウナで注意すること

サウナに入る時間の目安は5〜10分間
※ぼくの場合は入りすぎの模様。
サウナと水風呂を交互に繰り返す場合は【1日3セット】まで

このことにはくれぐれもご注意くださいませ。

では皆さま、整えて参りましょう。

仕事でストレスを溜めているそこのサウナ未経験のあなた。
サウナはいいですよ。きっと、ストレスが吹き飛びます。
整わなくても、気分は最高になります。

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この記事を書いた人

オフィス スルースカイ 代表|広告制作、WEB制作、コピーライター|フリーランス歴20年|ブログではITにまつわる情報を発信|時々、趣味の仏教をわかりやすく解説します|プログラミングや動画編集のスキルもあり|SEO上段者へ邁進中|

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